それでは前回の続きの話をしていきたいと思います。
軽くおさらいをすると営業も合コンも余裕を持つことが大切であることを説明させて頂きました。そして余裕を持つためのマインドについてこの章で説明をさせて頂きます。
では何点かそのマインドについて挙げていきます。まずは営業目線でお話させて頂きます。
① 断られる事を前提とする。
② 別の行先を複数用意する。
③ 判断を相手に委ねる。
ご契約を頂く為にはマインドとして上記の事を持つことが出来ると成約率に良い影響が出てきます。ここから一つ一つ説明をしていきたいと思います。
① 断られる事を前提とする。

もちろん営業ですので「断られるからな…」と弱気でいては決まるはずはありません。ただ全力を尽くすが、気持ちとしては断って頂いても大丈夫ですというマインドです。絶対決めてください!というマインドでも決まります。逆に強すぎる思いは結果に繋がります。
ただ合コンの場で毎回そんなに強すぎる思いを抱いて参加することは難しいのではないでしょうか?もちろん楽しみに行くわけでもあると思いますので…
要するに合コンでは目の前の女性に連絡先を聞いて断られてもいいやと思えるマインドをどんなに綺麗でかわいくて性格が良い女性の前で持てるかが重要になります。
これは実際に凄く難しい事でもあります。ただ意識をしてその場にいるのと意識をしていないのとでは雲泥の差です。これについては何度もその場に行き慣れる事が必要になってきます。試してみて頂ければわかりますが、いきなりそのマインドを持って合コンに臨んでも心のコントロールが難しい事が分かると思います。
② 別の行先を用意する

これは単純明快です。営業でも合コンでもその場、そのお客様に固執する必要が無ければガツガツとする必要はなくなります。次があるのですから…
これは単純に自身の心に余裕ができます。例えば合コンで彼女がいる男性は目の前の女性にどう思われようとそれほど痛手ではありません。行動や発言に余裕がうまれます。もちろん合コンに参加した女性は男性に彼女がいる事を知らないとして、その男性に魅力を感じやすくなるのです。
彼女がいて合コンに参加するのは如何なものかとも思いますが、簡単に言ってしまうとそういうことになります。周りに女性を沢山増やせばいいというわけではないですが、周りに女性の繋がりが多ければ心の余裕は出てきやすいでしょう。
周りに女性がいない場合は出会いの場を増やして機会を増やす事です。営業でもこれは同じであり機会を増やさない限り成約数も上がることはないのです。
③ 判断を相手に委ねる

営業を行う際に大体の方は契約を頂きに行く、決めに行こうとしがちです。ただ契約するかを決めるのはお客様自身です。お客様に契約の決定をゆだねるのです。売れない営業マンはこれが出来ません。
営業でいうとお客様に対して…
お客様に対して「こちらで決めて頂けないでしょうか?」という場合
お客様から「この契約実際どうですか?契約して方がいいですか?」と言ってもらえる場合
どっちが契約の成約率はあがるでしょうか?答えは簡単かと思います。
合コンでも同じです…
女性に自分と繋がる事への判断をゆだねる事が大切です。
例えば…相手の共通の趣味がみっかったとします…ボルダリング、ビリヤードやなんでもいいです。
自分からいきなり「また今度ボルダリング一緒に行こうよ!」と誘うのか?
女性から「えー!そんなとこあるの行ってみたい!」と言わせるのか…
その女性とボルダリングに行きたい男性は誘っていこうとしますが、それはガツガツしているように思われてしまいます。それを女性から行ってみたいと言わせることが出来ればガツガツ感は生まれないはずです。
まずはマインドを待つ事、意識をすることが大切です。これから合コンや飲み会の際、また営業などでもマインドを持って見てください。具体的にどうやるのかについてはテクニック論になりますので今回の記事では割愛をさせて頂きます。今後のお楽しみにしていてください。